!RDSがF1 チーム「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ」とタッグでメッセージを発表かつてのマツダは新車を大幅に値引きして販売。その影響でマツダ車の中古車価格は相対的に低くなり、下取り価格の相場も当然安い。しかし、マツダは新車を売りたいから、他社より高値でマツダ車を下取る。だから、オーナーはマツダ車から抜け出せなくなる。だが、いまや状況は変わった。2012年のCX-5発売以降、マツダはデミオ、アクセラ、アテンザなど新世代車を次々に販売し、それらのモデルでは従来の大幅値引き戦略は控えられた。そして、CX-5は2世代目のモデルに移行。値引き幅は「クリーンディーゼルや次世代環境技術のSKYACTIVで売り出した当初は引き締めていたが、モデルが古くなるとどうしても拡大気味になる。それでも以前の乱売に比べると値引き幅はずっと小さくなり、リセールバリューは上がっている」(同)と打ち明ける。フルSKYACTIV搭載車として初めて世に送り出されたCX-5は、2017年にフルモデルチェンジをおこない現在2代目。新世代のマツダ車は一巡したが、マツダ地獄の現状は変わった?なぜ軽自動車にはない? 一部納期が2021年に!? !そんなマツダ地獄の転機を迎えたのが、先ほど書いた2012年の初代CX-5の登場時のこと。ライバル車に負けない商品力をもつCX-5は、従来の大幅値引きによる販売をやめたのだ。RDSがF1 チーム「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ」とタッグでメッセージを発表しかし、モデルサイクルで頻繁にエンジンの変更や先進技術の進化が行われると、ユーザーは「買ってすぐに商品改良されるかもしれないから、マツダ車はいつ買ったらいいのかわからない」と思っているだろうし、実際、この頻繁な改良こそが、新車の購入価格は高いのに、売却時の査定が安くなるという新マツダ地獄を生んでしまったのだ。しかも、安全装備のアップデートも行われるなどユーザーのために行われている改良が、その頻度の多さによって売却価格を下げてしまい、ユーザーを苦しめるという結果を招いているのである。そしてCX-5以降登場した新世代のマツダ車はすべて、大幅値引きをやめた。同時に真っ黒い内外装が特徴の新世代店舗に、ディーラー店舗のCIを変更するなどプレミアム路線に変更。クルマ自身の商品力、そして店舗の変更などによってマツダ地獄からの脱却を図ったのだ。従来のマツダ地獄は“人気”という不確定要素によって起きていたと思う。商品力が同じなら、トヨタや日産がいい。と思うユーザーも多いだろうし、やはりディーラー網の充実度によって集客力の差もあっただろう。そして最後に現行マツダ車の最新の買い取り相場を調べてみた。ここでは年式ごとにまとめてあるが、実際は年次改良ごとに数値は変わってくるので、年次改良前後では買い取り価格は数万〜十数万円は変わってくるのだ。なぜ軽自動車にはない? ただ、これはあくまでマツダ車トータルの傾向であって車種別にみると事情が違ってくる。この実情に対して首都圏のマツダ販売店営業担当者は、「現行モデルが発売になってから4年近くが経過しているので、ライバル車との競争力が落ちているのが要因だ。したがってマツダ地獄は改善されているものの、完全に解消したといえないと結論づけられるだろう。えっ!? 超名門ブランド復活はゴーン氏の十八番 どうなる三菱! 日産ジュークがダサい?ひどい不人気車がおすすめ中古車? 元レンタカー屋. モデリスタ 圧巻のラインアップと足跡売りである1.5Lクリーンディーゼル車は発売当初はシリーズ全体の約70%を占めていたが、最近では50%以下に落ちている。【表2】は最近のマツダ主要5車種の中古車価格と残価率を示している。同クラスのライバル車に比べ、ほぼ同程度の価格帯と残価率になっている。特にアテンザ、アクセラ、デミオの値引き幅は大きい。最近マツダ車の多くはフルモデルチェンジ期間が長くなり、その代わり中間でマイナーチェンジや一部改良を繰り返すモデル戦略が増えている。こちらは2.2Lクリーンディーゼルエンジンのみの設定だが、「新型車効果とトルクフルな走りがSUVコンセプトにマッチしているためだ。需要が一巡すれば、頭打ちになってくるだろう」(前述営業担当者)と今後を予想する。近年のマツダは車だけでなく、ディーラーも高級感を意識したデザインに一部店舗で一新。その最前線で戦う現場の声は?新世代車が一巡した今、マツダ地獄は果たして過去のものとなったのか? 販売現場の実情から検証する。ただ、部門別、車種別に分析するとあまり喜べない側面も伺える。登録車が8万1897台の5%増、軽自動車(スズキからのOEM車)1万9341台の8.8%増であり、スズキの新型車攻勢に多少助けられている部分もあるといった状況となっている。もう出ないのか!? 日本車界の傾奇者!! ?恐るべき価格破壊力で注目! 激安アジアタイヤを買ってはダメなのかマツダ車は以前、大幅値引きの乱発で中古車価格が下落、代替えで下取りに出す時、超安値しかつかない。高めに買い取ってくれるのはマツダの販売店だけだった。マツダの2018年1〜5月の新車販売累計台数は10万1015台で、前年同期に比べると6%増。国内市場全体の1.1%減からみると僅かにシェアアップしている。デミオは前年同期比ではプラスであるものの、販売台数は月販3500台規模に過ぎず、同クラスのライバル車であるアクア、ヴィッツ、ノート、フィットなどに大きく引き離されている。クリーンディーゼル車は多くの場合ガードが固いが、ガソリン車はライバル車以上に値引き、リセールバリューはトヨタ、ホンダ、日産、スバルに次いで5番手となっている。待ちわびたぜ! 日本車界の傾奇者!! ?恐るべき価格破壊力で注目! 激安アジアタイヤを買ってはダメなのかとはいえ、当時のマツダはそれほど大幅値引きをしないとクルマが売れない時代だったとも言えるのだ。そして、マツダ車を下取ってもらった後は、結局値引き額が大きいマツダの新車を買う、これは世に言う、負の連鎖ともいえる、このマツダ地獄である。別表ではまず、初代CX-5以前に登場した最終型プレマシーとMPVの中古車相場を紹介している。プレマシーはリアにスライドドアを採用したスタイリッシュミニバンとして中古車で人気が高いため、それほど割安感はない。このような商品改良はCX-5だけではない、コンパクトSUVのCX-3はディーゼルエンジンの排気量が1.5Lから1.8Lへとアップ。ロードスターRFに搭載されている2Lエンジンは高回転型に変更。CX-8は登場して約1年でガソリンエンジンが追加されるなど、挙げればキリがない。待ちわびたぜ! そろそろ最終決着を!! 大ヒット新型キックスの膨らむ期待と背負う事情ただし、デミオは2018年8月下旬に一部改良し、ガソリン1.3L車の代わりに1.5L車を設定するなど商品ラインアップを強化するので、以降は多少回復する可能性もある。か、カッコいい…!!!! どうなるんだ、日産次期シルビア「特にクリーンディーゼルエンジン搭載車は他メーカーのガソリン車よりも20万円以上も高いのに値引きを抑えて売っているので、リセールバリューも高くなっている」と首都圏にあるマツダ店の営業担当者はコメントする。【救世主だったのか? それとも…??】 検証 カルロス・ゴーンの功と罪ヨーロッパで排ガス測定の不正が発覚、窒素酸化物規制でも不利になり撤退するメーカーが出て、マーケットニーズが低下しているのも多少影響している」と頭を抱えている。 どうなるんだ、日産次期シルビア【救世主だったのか? それとも…??】 検証 カルロス・ゴーンの功と罪
ナンバープレートの「封印」にどんな意味があるのか?これがマツダ地獄といわれる所以だった。ところが最近になって様子が大きく変わっている。次世代環境技術のSKYACTIVの導入やクリーンディーゼルエンジン搭載車の登場で人気が回復、値引き幅が縮小しているためだ。ランエボ&パジェロ復活劇場!!!! みなさんは「マツダ地獄」という世にも恐ろしい言葉を聞いたことはあるだろうか。よく言われていたのが、2012年のマツダの新世代技術群「SKYACTIVテクノロジー」をフル搭載した初代CX-5が登場する前だ。昔のマツダ車は、下取り、買い取り額が他メーカーのクルマと比べて異常に安かった。安いがゆえに、少しでも高く買い取ってもらおうと、マツダディーラーに下取ってもらう。しかし、現在マツダオーナーは新たなマツダ地獄を味わう状況になってしまっているのを発見した。その新マツダ地獄とは一体どのようなものなのかを説明しよう。2018年2度目となる商品改良が行われる前、9月の時点では平均相場は306万円だった。商品改良が発表され、実際に販売された11月になると、平均相場は308万円から290万円と一気に18万円も下がった。ところが、最近ではどうやら事情が変わってきた、マツダ地獄はもうないらしいという情報を耳にするようになった。それは本当なのだろうか? 中古車事情に詳しい自動車ライターの萩原文博氏が迫ってみた。えっ!? 自動車をよくご存じの方なら「マツダ地獄」という言葉を聞いたことがあるだろう。 かつてのマツダは新車を大幅に値引きして販売。その影響でマツダ車の中古車価格は相対的に低くなり、下取り価格の相場も当然安い。しかし、マツダは新車を売りたいから、…