ハリソン内科学の感染症の分野の翻訳も行っている岩田健太郎先生が翻訳しています。 本書の前書きでは、このシュロスバーグはハリソンよりも分量が少なく、臨床に必 後期研修医は必ず買っておきましょう。 38,000円もするので初期研修医は買わなくていいと思います。 日本語版が19版、英語は20版とあまり差がないので、買うなら日本語版で良いと思います。 ちなみに英語版であれば18,000円くらいで買えちゃいます。 研修医のときにどれだけ頑張れるかが、これからの医師人生でどれだけ頑張れるかの基盤になることは間違いありません。電解質・酸塩基平衡を考えるときに、こういう見方をしなくてはいけないのかということが学べます。これは、1959年の発行以降、58年にわたって毎年発行されている教科書です。そんな内科において、他の研修医と差をつけるおすすめ教科書を紹介します。降圧薬、抗凝固薬、抗血小板薬、抗不整脈薬などに関して、どの薬をどうやって使えばいいのかきちんと理解していますか?内科に進む先生であっても、研修医のときは骨折をはじめとした外傷の患者さんを診なくてはいけません。胸部X線、CTについて記載されており、内容はかなりアカデミックです。研修医がこんだけの内容を知っていたら上級医はゾッとするでしょう。しかし、それはあくまでも「研修医になる前に」とっかかりとして読んでおくべき教科書です。ふつうに読んでいても面白く、意外に知らないことを勉強できるおすすめの教科書です。特に初期研修の間は、内科・外科・救急を始め、あらゆる科をローテートすることになるため本当に勉強しなくてはいけないことが多いです。普通使うのは英語版ですが、英語版の写真がなかったので翻訳版になっています。確かに、内科の知識は今後何科に進むにしても重要になってきます。こちらも研修医になる前に勉強しておくべき教科書で紹介しましたが、こちらは研修医になった後も重宝できる教科書です。整形外科として働いていても、高血圧症や心筋梗塞などの既往を有する人は多く、周術期管理として内服薬の調整しなければいけないことが多いです。内容的には後期研修医の先生〜中堅の先生でも勉強になるものばかりなので、これを理解しておけば他の研修医に差をつけることができるでしょう。医学生時代には、大学のときに全然勉強してこなかったという人も多いでしょう。病院などに共用のものがあるでしょうが、自分専用のものを持っているといつでもすぐに調べられるし、マーキングできるので便利だと思います。日本語版は訳がおかしいところがあるそうで使い勝手が悪いようです。僕も救急外来や日常診療で診たことのない症例などに出会ったときには、いつもこの教科書で基本的な対応に関して調べていました。通読するのは大変かもしれませんが、出会った疾患について読むことから始めてみましょう。非常にコンパクトな教科書ではありますが、理解しにくい電解質・酸塩基平衡がわかりやすく解説されています。また、今までサボってきた人にとっては、ここが今まで頑張ってきた人と今後張り合うためにやり直す最後のチャンスかもしれません。特に働き始めの頃は、薬の名前を聞いても、それが何の薬なのかわからないことが多いでしょう。研修医としてであれば、もっと入り込んだ内容のものを使用すべきでしょう。指輪の外し方や耳に入った虫の取り方、刺さった釣り針の抜き方など有名なマイナーエマージェンシーをはじめとして、11領域から171事例がピックアップされています。内容としては、一般的な救急の教科書より高度であり、実際に1番読むべきなのは初期研修医を指導する後期研修医〜中堅の先生かもしれません。初期研修医を指導する立場の先生からは、研修医には読んで欲しくない(内容を知られたくない)本としても有名です。この記事では必ず使う分野の教科書だけ厳選して紹介しましたが、また分野ごとにおすすめの教科書を紹介していきますね。かなりコアなところまで勉強することができるので、研修医の間にぜひとも読み込んで、自信を持って画像診断をできるようになっておきましょう。当然、大学のときに勉強してきた人としてこなかった人の間には大きな差があります。こちらは知っている方も多いでしょう。全7巻からなるシリーズ物の教科書です。今日、ご紹介した教科書はそのきっかけになればと思って紹介したものばかりです。この教科書で骨折の画像の見るべきポイントをつかんでおきましょう。こちらは病態機序の解説はほとんどありませんが、診療に必要なことのみをとにかくマニュアル化してくれています。僕も、大学に入る前から整形外科に進むことを決めていたので、早く整形外科で研修させてくれよという気持ちもありました。ポケットサイズなので、いつも白衣のポケットに入れておくと便利です。ブログ開設1年5ヶ月|ブログを1ヶ月放置してPV数はどう変わったのか現在のこのスーパーローテート方式は、すでに行きたい科を決めている人にとっては必要ないのかもしれません。これも読みやすくて非常にいい教科書だと思うので紹介だけしておきます。おそらく半年間近く内科に費やすことになることが多いと思います。研修医をしていくうえで、必ず必要になってくる分野だけに絞って紹介していきます。初期研修が終わって、専門を決めたらガンバるとか言ってる人は一生頑張れないで終わってしまうんじゃないでしょうか。また、たとえば将来、整形外科医になったとしても、高エネルギー外傷の患者さんや入院中の患者さんなどの胸腹部画像を見なければいけないときが多々あります。この記事が研修医の先生が教科書を探すうえでの参考になれば幸いです。ちなみに、僕が研修医のときに最初に読んだ胸部CTの教科書はこちらでした。以前、研修医になる前に準備としてさっと読んでおくべき教科書を紹介しました。医者として、スポーツドクター ーとしてどうやって生きていくかなど人生についての内容。薄っぺらい知識でなく、詳しい病態生理から疾患のことを勉強できます。研修医のときに必ず必要になってくる分野だけに絞って、厳選したものを紹介していきますので参考にして頂けたら幸いです。整形外科医になったとしても、内科の知識は絶対に必要ですし、輸液の管理や薬の使い方、救急外来をする上で全身の画像診断もできる必要があるでしょう。ポケットサイズであり、これも白衣のポケットに入れておくといいでしょう。研修医として、胸部〜腹部などの内科的な画像診断は必ず必要になってきます。この教科書では、呼吸器の「みんながつまずくポイント」を、著者ならではのティーチングセンスでわかりやすく解説してくれています。
できる研修医を目指す方にぜひとも読んで頂きたいおすすめの教科書15選を紹介します。研修医のときにどれだけ頑張れるかが、これからの医師人生の基盤になることは間違いありません。この記事では研修医のときに必ず必要になってくる分野だけに絞って、厳選したものを紹介していきます。 研修医のみなさんにお勧めしたい本 卒後研修前に | 医療面接 | 初期研修/全科 | 救急 | 癌・緩和医療 | リハビリテーション医学 | 内科系 内科一般|内科分野別|精神科|皮膚科|小児科|
研修医時代には、診療科に関わらず感染症診療にも必ず関わる必要がでてきます。 学生時代には感染症診療について学ぶ場面はほとんどないでしょうから、教科書を読みながら学んで行く必要がありそうで … ただ、外科系志望の医師は、病院によっては自科麻酔を行うことがあるため、買っておいて損はないでしょう。同じ先生の本ですが、こちらも薄くて読みやすく表現もわかりやすいのが特徴です。ただ、読み物に近く、「必要時に参照する」という使い方をするなら後述の本の方が便利なので、継続使用性は低くしました。むろん、麻酔科志望でない限り、ローテートが終われば開くことはほとんどないかもしれません。机に1冊置いておけば常に参照できる便利な本で、研修医のうちから買っておくべき本だと思います。感染症についてもっとオススメを知りたい方は以下の記事をお読みください。「当直中の研修医が心電図所見を電話で上級医に報告する」という状況がテーマの一つになっており、コンサルト時にも非常に役に立ちます。こういう知識はどこの科に行っても普遍的に必要なものばかりですが、その多くは国家試験では問われません。こちらは臨床研修が終わってもかなり長期的に使えるため、値は張りますが、コストパフォーマンスを考えれば全く高くはありません。イラストが多く、上の本で基礎的知識がまとまっていれば非常に使いやすい本です。ICUローテートがある場合は必ず読んでおきたい1冊ですが、臨床研修が終われば集中治療領域に関わる可能性がない、という人にとっては継続使用性は低いでしょう。ただ、長い文章を読むのが苦手、という人がいれば次の本をおすすめします。ただ、掲載されている情報の詳細さは、初期研修医のレベルをやや超えている印象です。もちろん「癌は絶対に診ない」という科を目指す人にまでおすすめできる本ではありません。上の本と同様に、臨床研修後に集中治療領域に関わる可能性がない人にとっては、継続使用性は低いでしょう。これまで挙げた本の中で最も薄く、参考書というより、心電図の考え方を学ぶ「読みもの」に近い本です。もちろん完全な入門書なので、外科志望の人が長期的に使えるというものではありません。薄くてすぐ読めますし、あとから参照もしやすい書き方になっています。もちろん感染症の「エッセンス」を身につけようという動機であれば、まずは最初にあげた本で勉強すべきです。皮膚の消毒や道具の種類、腰椎麻酔など、なかなかまとめて学習しにくい細かい知識が一冊にまとまっています。ICUがローテートに含まれる研修医は、前述の本とともに必ず買っておくべきでしょう。病理診断との照らし合わせもできて、原理からわかりやすく説明されています。うっかりマニアックな本を買ってしまい、途中で投げ出してしまったら買った意味がありません。© 2020 外科医の視点 All rights reserved.非常に分厚いため、サクサク通読できるというタイプの本ではありませんが、感染症に困った時には必ず参照することになります。外科をローテートし、実際に外科手技を経験する機会がある人なら買っておくべき本です。良書なのは間違いないので、救急ローテートが長く、余裕がある人にはオススメです。例えば緩下剤を処方する際に、マグミット、センノシド、レシカルボン坐剤、ラキソベロン、のいずれにすべきか、と迷ったことはないでしょうか?消化器外科志望でなければ、後述するイラストレイテッドに書かれた詳細な膜の解剖を見て尻込みする人がいるかもしれません。また医師向けの参考書は価格が高いものが多く、まだ給料の少ない研修医にとって、買うなら後悔はしたくないはずです。胃透視の読影知識は、消化器内科、消化器外科ローテート時には必須ですが、志望科が違えば継続使用性は低くなります。あらゆる疾患が網羅されており、末尾には実際の症例から学べるコーナーもあります。机で見ることを前提とするなら、絵が見やすい大型版の方が良いかもしれません。しかし、集中治療領域ではあらゆる疾患を診るため、ポイントを絞ってエッセンスだけ、というわけにはいきません。上述の「人工呼吸の考え方」とともに、ぜひ買っておくべき1冊です。本があまりに分厚いと本を読み進める時のモチベーションが下がります。個人的には、「抗菌薬の考え方、使い方」を通読したのち、こちらの本も購入して再度知識を整理し、必要事項の参照にも使うというのがベストだと思います。ただ縮小版であってもそれなりに分厚く、白衣のポケットに入れて持ち運べるようなサイズではありません。研修医時代に当該分野の知識を身につけるために、他のどの本と比べてもその本が必要といえるかどうかという点を評価。麻薬は、内服、点滴、座薬、パッチ、皮下注など投与経路が様々で種類も多く、使い分けが難しいと思っている人も多いのではないでしょうか?毎回、誰もが名を知る著名医師のインタビュー記事から始まるのですが、これが非常に素晴らしいです。(訴訟事例は、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないものが多いです)人工呼吸に関して苦手意識のある研修医の先生は多いのではないかと思います。途中のコラムも興味深くて面白く、英語でも比較的読みやすい本です。私のように消化器外科を専門とするなら継続使用性も極めて高いですが、消化器外科志望でないのなら、継続使用性は低いでしょう。臨床研修が終わっても当直などで救急外来勤務がある人や、外勤などで救急外来勤務がある場合は再使用するかもしれず、ある意味継続使用性は高いと言えます。麻薬性鎮痛薬の中には、癌性疼痛に限らず、術後の疼痛などでも使うものがあるため、麻薬の知識は身につけておく必要があります。研修医の時点では、まずそういう内容を優先的に身につける必要があるからです。当然、外来患者と入院患者は背景因子が異なるため、感染症に対するアプローチも全く異なります。薄くてすらすら読める方がモチベーションは維持しやすいでしょう。さらに、臨床研修が終わったあとも輸液で困った時に参照できます。あるいは、眠剤を処方したい時に、マイスリー、レンドルミン、デパス、といった選択肢で迷う、ということもあるかもしれません。将来の志望科で緩和医療の知識がどのくらい必要か考えて買うのが良いでしょう。電解質関連でも多数の参考書がありますが、苦手意識がある人も多く、分厚い本や詳しすぎる本だと途中で読む気をなくしてしまう恐れがあります。とにかく解説が平易で分かりやすく、堅苦しい表現は全くありません。志望科別にさらに詳しくまとめた記事がありますので、ぜひそちらも参照していただけばと思います。非常に読みやすく、楽しく読めてあっという間に全巻を通読できる素晴らしいシリーズです。この本は、栄養の考え方から実践まで簡単に理解できるわかりやすい本です。臨床研修が終わると、こういう本をゆっくり読む時間も気力もなくなってしまいます。しかし、科によっては「頻繁に遭遇する」わけではないので、その都度本を参照したくなることも多いものです。あらゆる疾患がスマートにまとまっているし、非常に読みやすいのが特徴です。外科志望でない人でも、外科ローテートが比較的長く、手術の内容もちゃんと勉強しておきたいという先生にはぜひ買ってほしいと思います。なお、外科ローテートは、消化器外科志望か、その他の外科系志望か、あるいは内科系志望(外科系志望以外)かでおすすめの本は異なります。「軽く確認したい」と思ったとき、必要事項がどこに書いてあるのかわかりにくい、もう一度通読しなければならない、となると継続的には使いにくくなります。国家試験に受かって臨床研修医になり、現場でこれまで勉強したことのないような知識を要求されてうんざりしている人は多いでしょう。この本は、胸部写真でこれほどのことが読み取れるのか、というくらい研ぎ澄まされた読影方法を紹介しています。全てエッセンスを吸収するのに最適な、わかりやすい本ばかりです。などと矢継ぎ早にきかれ、パニック状態に陥った人も少なくないと思います。なお、上はおよそB4サイズの大型版、下は半分サイズの縮小版です。この場ですべて買ってしまっても後悔はないと思いますが、ローテートの順番などに合わせて自分なりの優先順位で買っていただきたいと思います。以下のオススメ本は、定期的に情報収集しつつ自ら購入して読み直し、最新の情報に更新し続けているのでご安心ください。 2016年研修修了の管理人が送る、本当に「使える」研修医向けテキストの紹介。書籍リンクはAmazonのみ。当日配送・送料無料も多く、書籍はAmazonポイントもたまります。医師ユーザーが多いためクチコミも豊富です。このサイトを参考に有意義な研修生活を送ってください!