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稲の生理を考えると催芽温度は発芽の最適温度より少し低い約25度C前後が良いようです。25度Cで約4日間で催芽させます。(100日度C)このように発芽には光が特に必要ないので、ポット苗を積み上げて管理する方法もあります。ハウスの中や温室で温度管理と水管理ができればどんな条件でもかまいません。この図のように水を入れる為の溝を切って少し高くした苗代に種を撒いたポット苗などを並べているのが普通のやり方です。温度管理や水管理に失敗して苗の成長が遅い時や苗の色が薄い時は、液肥を薄めて(100倍程度)ジョロで撒いてやります。様子を見て何回か撒いてやります。また、植物活性剤(商品名HB101)や酵素を薄めて(1000倍とか)撒いてやるのも効果がある場合があります。稲(水稲)の苗代には毎年試行錯誤しているのですが、なかなかうまく発芽が揃わないものです。昔からのやり方を守っていてもなかなかうまくいかないものです。稲(種籾)の最適な発芽条件を知って管理した方が良いに決まっていますので調べてみました。育苗器ではこの後、光に当てて緑化させますが、育苗シートで保温した場合は光が当たっていますのでそのままで葉は緑色になります。しかし、春先は天候が不安定なことが多く急に寒波が来ることがあります。霜が降りそうな日には、夜間には育苗シートを掛けておく必要があります。育苗器等を使う場合では、2~4日間、30~35度の温度を保って一気に発芽させます。約1cmの状態となるまでには水分と温度と酸素が必要で、光は必要ではありません。それらを防ぐ為には、苗を外気に当てて太くて短い強い苗に育てます。ある程度の低温にも当てて、徒長(伸びすぎ)を抑制してやります。その他のやり方としては、新聞紙でまずポット苗を覆って、更に有孔ポリシートでその上を覆う人もあります。この辺は各自工夫をされているようです。一般的には種籾を水に浸けて何日か日向に出しておいたり、風呂の残り湯に浸けたりしているようです。中には本格的な発芽器を使っている人もあります。稲の発芽や苗代の作り方は農家によって色々と工夫されているようです。この近所でもやり方は千差万別です。私も何年も色々なやり方を経験しているので、様々な工夫をしてみました。このように、水稲の発芽と成長の条件さえ守れば工夫が可能です。何も従来のやり方に固執する必要はありません。今度は工夫して試行錯誤してみようと思っています。苗床での保温期間が長過ぎたり、ビニールトンネル(育苗シート、遮光シート)による光不足等は、苗を軟弱化させたり、徒長させたりします。他人と同じやり方をしても、田圃の状態は個々に違うので、同じ方法でも結果が同じになるとは限りません。その後に育苗ハウスの中に並べるか、苗代田に移動させて育苗シートをかけて保温します。気温が上昇して、保温の必要が無くなるとビニールトンネルを外します。稲が生長する限界温度は葉では約15度、根では約12度以上ですので、これ以下にしないように管理します。これ以下の低温になりそうな場合は、深水にして水の保温効果(この辺りの水温は18度位か? 見事に、種まき失敗しました! 種まき機に芽出しした種籾を入れてセッティングして、 押していくと... 均等に播けませんでした w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オオー!。 原因は、鳩胸状態から3日経ったために根が伸びすぎたせいです! 分かりにくいですが、出口で根が絡まっています! 私の近所では多くの人が従来通り、苗代をこの図のように、田圃に直接苗床楽天 を作っています。この図のように水を入れる為の溝を切って少し高くした苗代に種を撒いたポット苗などを並べているのが普通のやり方です。その上に竹や針金で作ったアーチ状の物を取り付けて、白色や銀色の育苗シートだけで覆う人が多いと思います。育苗シートの特徴は、白色や銀色なので太陽熱の透過が少なく、シートの厚みで保温性が良いので、この方法での育苗には最適です。その他のやり方としては、新聞紙でま … )で苗を守ってやります。その上に竹や針金で作ったアーチ状の物を取り付けて、白色や銀色の育苗シートだけで覆う人が多いと思います。種モミ(種籾)は、15度C以上の温度で発芽に十分な水分があれば芽を出します。発芽に最適な温度は30~35度Cです。適度な温度と水分で、まず胚乳が水を吸って水分が13%以上になると呼吸が盛んになり、細胞が分裂して幼芽と幼根が成長を始めます。この時、酸素が十分だと根が先に出ます。酸素が不十分だと芽が先に伸びます。田圃の日照条件や水温や水量や畝の高さや苗床の浮き具合等のちょっとした条件によって結果が全く違ってきます。稚苗以前の段階で水が多すぎて苗箱が常に水に浸かっていると、酸素不足になって根が伸びず成長が止まってしまいます。時々水を減らして根に酸素を供給してやります。育苗シートの特徴は、白色や銀色なので太陽熱の透過が少なく、シートの厚みで保温性が良いので、この方法での育苗には最適です。 現場で見られる失敗 種もみに近づけすぎて、芽が早 く出てしまった。 ヒューズがとんだのに気づかず に使用して水温が下がった。 温度調節機能がない機種を使っ たため、種もみが煮えた。 ポンプで水を循環する おすすめ度 ★★ 塩水選が終わったら真水できれいに洗い、温湯消毒をします。60℃のお湯に5分種籾を入れます。60°Cのお湯に種籾を入れる時、冷えた状態で入れるとお湯の温度が下がってしまうので、入れる前にシャワーのお湯で種籾を温めたり、用意するお湯の温度を60°Cより高めのものを用意する、熱いお湯をヤカンに用意して種籾を入れた後、温度を60°Cに保てるようにお湯を入れて調整するなどして温度を5分キープします。温湯消毒が終わったらすぐ冷水に入れて冷やします。次に種まきです。苗箱に土を入れ、かき取り板で平らにした後、苗箱に60~80g種をまきます。中苗~成苗にしたい場合の播種量はこれぐらいになります。稚苗にしたい場合は140~200g、中苗にしたい場合は90~130g、成苗にしたい場合は80g以下が目安になります。種まきは機械を使わず、手でまいています。潅水は種をまく前、まいた後どちらでもいいかと思います(私はまいた後にしています)。1反当たりに用意する苗箱の枚数は20~25枚、手で植えるのか?それとも田植機で植えるのか?植え付け本数を何本にするのか?条間、株間をどれぐらいにするのか?によって用意する苗箱の枚数を決めます。田植え前の苗、播種後40日位、4葉まで生長し、5葉が出てきて、分けつもしています。立派な中苗になりました。稲作りは種籾の選別から始まります。1粒のお米が約3000粒、茶碗1杯分になります。選別は塩水を使って行います(選別の方法は他に硫安を使った硫安選、粘土(泥)を使った泥水選などもあります)。水10リットルに塩2.5kgを溶かして塩水を作り、密度を1.13g/cmにします。比重を計るには、比重計があると便利ですが、ない場合は生卵を利用して比重を調整します。卵が垂直に立って浮くと比重1.10、約55度傾斜で比重1.13,横になると比重1.15以上といった具合で調整をします。一般に種籾の比重は、うるち米は1.13,もち米は1.10が標準になっています。より充実した種籾を選別したければ比重を重くすればいいですし、種籾を多く残したいと思えば比重を少し軽くすればいいでしょう。私の場合、ミルキークイーンというもち米に少し近い低アミロース米を作っているので、比重を1.13より少し軽めにして選別しています。消毒が終わったら浸種をします。水に浸ける事で眠っている種籾の芽を覚ましてやります。1日1回は水を取り替え、水から出して酸素を与えます。一般に芽が出るのにかかる時間は水の温度と日数を掛けた値(積算時間)が100℃といわれています。例えば、10°Cの水なら10日、20°Cの水なら5日というわけです。だだこの積算温度も品種によって多少の違いがあるようなので、穂発芽しやすいか、しにくいかで浸種の日数も変わってきます。私の場合、浸種だけである程度芽を出したいと思っているので、浸種は長くやっています。種をまいて土を被せた後、苗床に並べシルバーポリを被せます。育苗の方法は幾通りもありますが、主として箱育苗して機械で植える方法と、直接地面に種をまき、苗取りをして手で植える方法があります。箱育苗では、箱を並べる場所を水田にする「水苗代」、畑で行う「畑苗代」、その中間で、水田で水を落として育苗する「折衷苗代」、「ビニールプール」といった苗代があります。私の場合、「ビニールプール」の苗代のプール育苗で苗を育てています。プール育苗のいい所は自宅のちょっとしたスペースで育苗が出来、手近な場所で世話が出来る所です(マンションのベランダで育苗している人もいたりします)。播種してから4日ぐらいで芽が出てきました。最初に鞘葉(土中で発芽した芽が地上に出る最初の葉)という黄白色の幼葉が出ます。1cmぐらいになったらシルバーポリを取ります。シルバーポリの取るのが遅れ鞘葉が伸びすぎると徒長苗になるので注意します。過去により良い種籾のみを種まきに使いたいと思い、比重を少し重めにした塩水に種籾を入れたら、用意した種籾の3分の2近くが浮いてしまい、これでは籾が足らないと思い、浮いた籾をもう1度比重を軽くした塩水、又は真水で選別をやり直した事もありました。この頃になると籾の養分(胚乳)を消費し尽し、根から養分を吸収して生長していきます。播種後37日ほどで4葉まで生長しています。。草丈14~18cm位になっています。この頃の苗になると1葉から分けつが出てくるものもあります。塩水の中に種籾を入れ(1~2分)浮いた籾、中間に漂っている籾はすくい取り、底に沈んだ中身の充実した種籾を使います。種まきをした後、土を被せます。覆土をする時の注意点ですが、土を厚く被せないことです。種籾が隠れる程度の薄さで覆土をします。土を厚く被せると芽が出てこなくなりますので、種籾が多少見えてもいいぐらいの気持ちで土を被せます。あと、覆土をした後に潅水はしないようにしましょう。覆土をした後に潅水すると、土が固まってしまい、芽が出にくくなります。家に置けない苗箱は田んぼで苗代を作り、保温折衷苗代で育てています。浸種で全部芽が出ればいいのですが、なかなかそうはいきません。そこで一晩、風呂の中にコンテナを置き、その上に種籾をのせて一晩保温します。浸種をした種籾は水分を吸ってはと胸状態になり、芽が1mmほど出れば芽出し(催芽)完了です。 良い芽だしになっている 少し物足りないぐらいで でもこれが良い 4つのモミの 芽だしの状態 【1番左】 芽が出てない・・ダメ 【左から2番目】最高 、少し 膨らみかけてる 【右から2番目】 少し芽が出過ぎ 【1番右】伸びすぎ使えない 芽だし後 田んぼをやっていない人にとっては聞きなれない言葉ですよね。「催芽」の読み方は「さいが」です。ぬるいお湯につけて、種籾の発芽をさせることを言います。これは稲の種籾だけに使われる言葉ではなく、野菜の種にも使われる言葉です。ちなみに「種籾」の読み方は「たねもみ」です。種にする籾のことです。簡単に言うと、お米の種です。籾は稲穂を脱穀した状態のものを言います。余談ですが、時々聞かれるのでお話しておきますとお米の種はお米です。農家さんにとっては当たり前なのですが …
稲の生理を考えると催芽温度は発芽の最適温度より少し低い約25度C前後が良いようです。25度Cで約4日間で催芽させます。(100日度C)このように発芽には光が特に必要ないので、ポット苗を積み上げて管理する方法もあります。ハウスの中や温室で温度管理と水管理ができればどんな条件でもかまいません。この図のように水を入れる為の溝を切って少し高くした苗代に種を撒いたポット苗などを並べているのが普通のやり方です。温度管理や水管理に失敗して苗の成長が遅い時や苗の色が薄い時は、液肥を薄めて(100倍程度)ジョロで撒いてやります。様子を見て何回か撒いてやります。また、植物活性剤(商品名HB101)や酵素を薄めて(1000倍とか)撒いてやるのも効果がある場合があります。稲(水稲)の苗代には毎年試行錯誤しているのですが、なかなかうまく発芽が揃わないものです。昔からのやり方を守っていてもなかなかうまくいかないものです。稲(種籾)の最適な発芽条件を知って管理した方が良いに決まっていますので調べてみました。育苗器ではこの後、光に当てて緑化させますが、育苗シートで保温した場合は光が当たっていますのでそのままで葉は緑色になります。しかし、春先は天候が不安定なことが多く急に寒波が来ることがあります。霜が降りそうな日には、夜間には育苗シートを掛けておく必要があります。育苗器等を使う場合では、2~4日間、30~35度の温度を保って一気に発芽させます。約1cmの状態となるまでには水分と温度と酸素が必要で、光は必要ではありません。それらを防ぐ為には、苗を外気に当てて太くて短い強い苗に育てます。ある程度の低温にも当てて、徒長(伸びすぎ)を抑制してやります。その他のやり方としては、新聞紙でまずポット苗を覆って、更に有孔ポリシートでその上を覆う人もあります。この辺は各自工夫をされているようです。一般的には種籾を水に浸けて何日か日向に出しておいたり、風呂の残り湯に浸けたりしているようです。中には本格的な発芽器を使っている人もあります。稲の発芽や苗代の作り方は農家によって色々と工夫されているようです。この近所でもやり方は千差万別です。私も何年も色々なやり方を経験しているので、様々な工夫をしてみました。このように、水稲の発芽と成長の条件さえ守れば工夫が可能です。何も従来のやり方に固執する必要はありません。今度は工夫して試行錯誤してみようと思っています。苗床での保温期間が長過ぎたり、ビニールトンネル(育苗シート、遮光シート)による光不足等は、苗を軟弱化させたり、徒長させたりします。他人と同じやり方をしても、田圃の状態は個々に違うので、同じ方法でも結果が同じになるとは限りません。その後に育苗ハウスの中に並べるか、苗代田に移動させて育苗シートをかけて保温します。気温が上昇して、保温の必要が無くなるとビニールトンネルを外します。稲が生長する限界温度は葉では約15度、根では約12度以上ですので、これ以下にしないように管理します。これ以下の低温になりそうな場合は、深水にして水の保温効果(この辺りの水温は18度位か? 見事に、種まき失敗しました! 種まき機に芽出しした種籾を入れてセッティングして、 押していくと... 均等に播けませんでした w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オオー!。 原因は、鳩胸状態から3日経ったために根が伸びすぎたせいです! 分かりにくいですが、出口で根が絡まっています! 私の近所では多くの人が従来通り、苗代をこの図のように、田圃に直接苗床楽天 を作っています。この図のように水を入れる為の溝を切って少し高くした苗代に種を撒いたポット苗などを並べているのが普通のやり方です。その上に竹や針金で作ったアーチ状の物を取り付けて、白色や銀色の育苗シートだけで覆う人が多いと思います。育苗シートの特徴は、白色や銀色なので太陽熱の透過が少なく、シートの厚みで保温性が良いので、この方法での育苗には最適です。その他のやり方としては、新聞紙でま … )で苗を守ってやります。その上に竹や針金で作ったアーチ状の物を取り付けて、白色や銀色の育苗シートだけで覆う人が多いと思います。種モミ(種籾)は、15度C以上の温度で発芽に十分な水分があれば芽を出します。発芽に最適な温度は30~35度Cです。適度な温度と水分で、まず胚乳が水を吸って水分が13%以上になると呼吸が盛んになり、細胞が分裂して幼芽と幼根が成長を始めます。この時、酸素が十分だと根が先に出ます。酸素が不十分だと芽が先に伸びます。田圃の日照条件や水温や水量や畝の高さや苗床の浮き具合等のちょっとした条件によって結果が全く違ってきます。稚苗以前の段階で水が多すぎて苗箱が常に水に浸かっていると、酸素不足になって根が伸びず成長が止まってしまいます。時々水を減らして根に酸素を供給してやります。育苗シートの特徴は、白色や銀色なので太陽熱の透過が少なく、シートの厚みで保温性が良いので、この方法での育苗には最適です。 現場で見られる失敗 種もみに近づけすぎて、芽が早 く出てしまった。 ヒューズがとんだのに気づかず に使用して水温が下がった。 温度調節機能がない機種を使っ たため、種もみが煮えた。 ポンプで水を循環する おすすめ度 ★★ 塩水選が終わったら真水できれいに洗い、温湯消毒をします。60℃のお湯に5分種籾を入れます。60°Cのお湯に種籾を入れる時、冷えた状態で入れるとお湯の温度が下がってしまうので、入れる前にシャワーのお湯で種籾を温めたり、用意するお湯の温度を60°Cより高めのものを用意する、熱いお湯をヤカンに用意して種籾を入れた後、温度を60°Cに保てるようにお湯を入れて調整するなどして温度を5分キープします。温湯消毒が終わったらすぐ冷水に入れて冷やします。次に種まきです。苗箱に土を入れ、かき取り板で平らにした後、苗箱に60~80g種をまきます。中苗~成苗にしたい場合の播種量はこれぐらいになります。稚苗にしたい場合は140~200g、中苗にしたい場合は90~130g、成苗にしたい場合は80g以下が目安になります。種まきは機械を使わず、手でまいています。潅水は種をまく前、まいた後どちらでもいいかと思います(私はまいた後にしています)。1反当たりに用意する苗箱の枚数は20~25枚、手で植えるのか?それとも田植機で植えるのか?植え付け本数を何本にするのか?条間、株間をどれぐらいにするのか?によって用意する苗箱の枚数を決めます。田植え前の苗、播種後40日位、4葉まで生長し、5葉が出てきて、分けつもしています。立派な中苗になりました。稲作りは種籾の選別から始まります。1粒のお米が約3000粒、茶碗1杯分になります。選別は塩水を使って行います(選別の方法は他に硫安を使った硫安選、粘土(泥)を使った泥水選などもあります)。水10リットルに塩2.5kgを溶かして塩水を作り、密度を1.13g/cmにします。比重を計るには、比重計があると便利ですが、ない場合は生卵を利用して比重を調整します。卵が垂直に立って浮くと比重1.10、約55度傾斜で比重1.13,横になると比重1.15以上といった具合で調整をします。一般に種籾の比重は、うるち米は1.13,もち米は1.10が標準になっています。より充実した種籾を選別したければ比重を重くすればいいですし、種籾を多く残したいと思えば比重を少し軽くすればいいでしょう。私の場合、ミルキークイーンというもち米に少し近い低アミロース米を作っているので、比重を1.13より少し軽めにして選別しています。消毒が終わったら浸種をします。水に浸ける事で眠っている種籾の芽を覚ましてやります。1日1回は水を取り替え、水から出して酸素を与えます。一般に芽が出るのにかかる時間は水の温度と日数を掛けた値(積算時間)が100℃といわれています。例えば、10°Cの水なら10日、20°Cの水なら5日というわけです。だだこの積算温度も品種によって多少の違いがあるようなので、穂発芽しやすいか、しにくいかで浸種の日数も変わってきます。私の場合、浸種だけである程度芽を出したいと思っているので、浸種は長くやっています。種をまいて土を被せた後、苗床に並べシルバーポリを被せます。育苗の方法は幾通りもありますが、主として箱育苗して機械で植える方法と、直接地面に種をまき、苗取りをして手で植える方法があります。箱育苗では、箱を並べる場所を水田にする「水苗代」、畑で行う「畑苗代」、その中間で、水田で水を落として育苗する「折衷苗代」、「ビニールプール」といった苗代があります。私の場合、「ビニールプール」の苗代のプール育苗で苗を育てています。プール育苗のいい所は自宅のちょっとしたスペースで育苗が出来、手近な場所で世話が出来る所です(マンションのベランダで育苗している人もいたりします)。播種してから4日ぐらいで芽が出てきました。最初に鞘葉(土中で発芽した芽が地上に出る最初の葉)という黄白色の幼葉が出ます。1cmぐらいになったらシルバーポリを取ります。シルバーポリの取るのが遅れ鞘葉が伸びすぎると徒長苗になるので注意します。過去により良い種籾のみを種まきに使いたいと思い、比重を少し重めにした塩水に種籾を入れたら、用意した種籾の3分の2近くが浮いてしまい、これでは籾が足らないと思い、浮いた籾をもう1度比重を軽くした塩水、又は真水で選別をやり直した事もありました。この頃になると籾の養分(胚乳)を消費し尽し、根から養分を吸収して生長していきます。播種後37日ほどで4葉まで生長しています。。草丈14~18cm位になっています。この頃の苗になると1葉から分けつが出てくるものもあります。塩水の中に種籾を入れ(1~2分)浮いた籾、中間に漂っている籾はすくい取り、底に沈んだ中身の充実した種籾を使います。種まきをした後、土を被せます。覆土をする時の注意点ですが、土を厚く被せないことです。種籾が隠れる程度の薄さで覆土をします。土を厚く被せると芽が出てこなくなりますので、種籾が多少見えてもいいぐらいの気持ちで土を被せます。あと、覆土をした後に潅水はしないようにしましょう。覆土をした後に潅水すると、土が固まってしまい、芽が出にくくなります。家に置けない苗箱は田んぼで苗代を作り、保温折衷苗代で育てています。浸種で全部芽が出ればいいのですが、なかなかそうはいきません。そこで一晩、風呂の中にコンテナを置き、その上に種籾をのせて一晩保温します。浸種をした種籾は水分を吸ってはと胸状態になり、芽が1mmほど出れば芽出し(催芽)完了です。 良い芽だしになっている 少し物足りないぐらいで でもこれが良い 4つのモミの 芽だしの状態 【1番左】 芽が出てない・・ダメ 【左から2番目】最高 、少し 膨らみかけてる 【右から2番目】 少し芽が出過ぎ 【1番右】伸びすぎ使えない 芽だし後 田んぼをやっていない人にとっては聞きなれない言葉ですよね。「催芽」の読み方は「さいが」です。ぬるいお湯につけて、種籾の発芽をさせることを言います。これは稲の種籾だけに使われる言葉ではなく、野菜の種にも使われる言葉です。ちなみに「種籾」の読み方は「たねもみ」です。種にする籾のことです。簡単に言うと、お米の種です。籾は稲穂を脱穀した状態のものを言います。余談ですが、時々聞かれるのでお話しておきますとお米の種はお米です。農家さんにとっては当たり前なのですが …