丹下典膳(山本耕史)は、旗本にして一刀流の剣豪。しかし、妻の名誉を守るために片腕を失い家も断絶。愛しながらも別れざるをえなかった、典膳と妻との、美しくも切ないストーリー。薩摩藩・島津家の分家の娘から、徳川第13代将軍・家定に嫁いだ篤姫。激動の幕末、信念を貫き、いちずに生きた生涯を描きます。篤姫を演じた宮崎あおいは大河ドラマ史上最年少の主役でした。大岡越前守忠相と徳川吉宗、医師・榊原伊織という3人の男たちの友情、そして大岡家の人々、奉行所や江戸の町の仲間たちとの温もりあふれる交流を描く時代劇。「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を幕末から明治にかけての屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描きます。どんな豪剣も居眠り猫のように柔らかく受け流し、最後の一撃で打ち倒す天才剣士・坂崎磐音。痛快な殺陣、恋や人情、笑いなど時代劇の楽しさが凝縮されたドラマ。原作は佐伯泰英の人気時代小説。歴史。それは、絶え間なく流れる大きな川。その中のキラキラした1滴を「秘話」と呼ぶ…。古代・戦国・幕末から近現代までバラエティー豊かな“歴史秘話”を届ける。「華やかな江戸の遊郭・吉原を影で守る夫婦」が、吉原の遊女たちに舞い込む事件を、情愛を持って、颯爽(さっそう)と解決していく。人気作家・佐伯泰英原作、小出恵介時代劇初主演。江戸一番の超豪商・三国屋の孫・卯之吉がひょんなことから同心に!? 階級社会や貧富の格差を飛び越える、現代的ヒーロー時代劇、爆誕!!大坂に生まれた天涯孤独な少女・澪(みお)が、料理の腕一本を頼りに江戸に行き、艱難(かんなん)辛苦を乗り越えながら、やがて一流の女料理人になるまでの波乱万丈の物語。幹次郎(小出惠介)は、越中山岡藩から剣術の指南を頼まれる。吉原へは恩義があり、江戸を離れるのを悩む幹次郎と汀女(貫地谷しほり)。そのころ、四郎兵衛(近藤正臣)の所に、会所頭取の座を狙う勘助(原田大二郎)が来ていた。越中行きを聞いた四郎兵衛は、剣の道を教える仕事は幹次郎にふさわしいと話を受けるよう勧める。旅立ちの日、吉原を名残惜しむ二人。そして勘助は、腕の立つ幹次郎の不在を狙って、吉原を襲いに来た。脚力だけがとりえの女子高生が、戦国時代にタイムスリップ。若君を守るため、足軽となって戦場を駆ける。愛しい若君を守るため、“アシガール”唯が戦国の荒野を駆けめぐる!遊女・おかん(高橋由美子)となじみ客の大工・幸助(おかやまはじめ)が心中未遂事件をおこした。おかんの年季明けに一緒になる約束をしていた二人だが、年季が明けるなり、おかんの借金の証文を見世の主・徳蔵(近童弐吉)が出してきたのだ。字の読み書きの出来ないおかんの代わりに証文を書いたなじみ客・喜兵衛は、突然おかんの身うけを申し出て幸助を慌てさせる。幹次郎(小出恵介)は徳蔵と喜兵衛が組んでいるのではと疑う。明日に向かって生きる青年医・立花登は、牢(ろう)医者として職を得る。牢の内外で巻き起こるさまざまな事件にかかわりながら、世の中の底辺で生活する人々の苦しみを目の当たりにする。生涯数多の真剣勝負や合戦に臨み一度も負傷しなかったという伝説的な剣豪・塚原卜伝。いままであまり映像化されたことのない謎に満ちた卜伝の青年期を中心に、その実像に迫る斬新なドラマ。薄墨太夫(野々すみ花)をひそかに付け狙う男が現れた。四郎兵衛(近藤正臣)が心当たりを聞いたところ、薄墨太夫はもともと武家の娘で、いいなずけがいたという過去が明らかに。家庭の不幸のため、自ら吉原へ来た薄墨太夫。四郎兵衛の指示で幹次郎(小出恵介)が警護をすることになった。やがてその男は昔のいいなずけの弟・鋭三郎(辻本佑樹)だとわかる。薄墨太夫の願い通り、幹次郎は鋭三郎を殺さずに捕らえようとするが…。剣の腕を生かし吉原裏同心になってほしいとの四郎兵衛(近藤正臣)の申し出を幹次郎(小出恵介)は断る。一方、汀女(貫地谷しほり)は、遊女たちに読み書きを教えるようになるが遊女・梅園(奥菜恵)の作った俳諧に不穏なものを感じる。借金の形に妹が売られるのを防ぎたい梅園は、昔なじみの悪党・藤兵衛(山口馬木也)がたくらむ吉原での火事場泥棒の片棒を担ごうとしていた。幹次郎と汀女は梅園に思いとどまらせようとする。吉原裏同心として働く決意をした幹次郎(小出恵介)は、吉原を視察に来た南町奉行・村山(ダンカン)に卵をぶつけた犯人を捜す中、遊女・きく(富田靖子)に行きつく。きくは昔、村山が身請けして妾(めかけ)にしようとした時、頑として聞き入れなかった。きくには好きな男・喜助(天宮良)がいると知った村山は、無実の罪をかぶせ喜助を江戸所払いにしたのだ。幹次郎はきくと喜助が村山への恨みを晴らそうとしていることを知る。穀物問屋の武七(篠井英介)と息子・公太(浜田学)は、吉原会所の乗っ取りを計画していた。浪人を雇い四郎兵衛(近藤正臣)の命を狙うが、幹次郎(小出惠介)が立ちはだかる。公太は、幹次郎と汀女(貫地谷しほり)が一緒に居るのを目撃。すると汀女が一人になったのを狙い誘拐する。汀女を探す幹次郎の前に公太が現れ「女房を返して欲しけりゃ、四郎兵衛を殺せ」と脅す。一方、汀女が書いた手紙の切れ端が吉原の外で見つかる。時は江戸時代、おちかは実家で起きた殺人事件をきっかけに、他人に心を閉し、叔父が構える袋物屋に身を寄せ、黙々と働く日々を過ごしていたが…。文に毒をつけてなじみ客・清右衛門(市川しんぺー)を殺害した容疑で、売れっ子遊女・雛菊(徳永えり)が連行される。先輩の遊女・鞆世(黒谷友香)は雛菊を救って欲しいと幹次郎(小出恵介)に頼み込む。雛菊と会って無実を確信した幹次郎は、文を運んだ正五郎(三浦祐介)を捜すが、雛菊と恋仲である事を示す遺書を残し、死んでいた。雛菊への疑いが深まる中、幹次郎は清右衛門に恨みを持つ番頭・茂蔵(半海一晃)にたどり着く。奉行所随一の“自堕落(じだらく)男”と呼ばれている神谷玄次郎が、天才的な集中力と鋭い観察眼、卓越した勘とひらめきで、真犯人を追いつめてゆく時代劇ミステリー。薄墨太夫(野々すみ花)の元にまだ少女の面影を残したおけい(宮武美桜)が遊女になりたいと現れる。父・谷平(柳沢慎吾)の借金のかたとして吉原に売られる前に自ら来たというおけい。しかし谷平が現れ、金の算段がついたという。ばくちには手を出すなと谷平に釘をさす幹次郎(小出恵介)。しかし、谷平は悪質な女衒(ぜげん)・庄助の企みによりまたばくちに手を出してしまい、おけいを本当に売らなければいけなくなってしまう。戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた――。遠江・井伊家の当主、井伊直虎。自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。すご腕の名だたる子分らを統率する一味の首領は雲霧仁左衛門。一方、雲霧一党の捕縛に執念を燃やす火付盗賊改方の長官は安部式部。盗みのプロと捕り物のプロが激突!遊女・柳里(星野真里)は身請け話が決まり、吉原を出て幸せになろうとしていた。ところが、手習いに来た柳里は、汀女(貫地谷しほり)の前で泣き始める。三年前に一緒になる約束をした徹三郎(千葉哲也)が、身請け話を聞いて殺しに来ると言う。汀女が幹次郎(小出恵介)に相談をしていると、相庵(林隆三)の診療所に、仙右衛門(山内圭哉)がぎっくり腰で吉原から運ばれてくる。これを見た汀女は、柳里を助ける方法を思いつく。歴史が大きく動いた決定的な瞬間にスポットを当て、そのとき歴史にかかわった人々の知られざる人間ドラマを描きます。2000年から9年間にわたり放送した歴史ドキュメンタリー番組です。向井理が“そろばん”と“剣”で悪を裁く!経済ドラマ+悪を裁く痛快な殺陣!清貧を旨とする無欲の侍が、得意のそろばんで武家、大店などを渡り剣で獅子身中の虫を退治していく新感覚時代劇!下級武士・神守幹次郎(小出恵介)は、夫・荘五郎(皆川猿時)から理不尽な扱いを受けていた幼なじみ・汀女(貫地谷しほり)を救い出し三年の放浪の後、江戸・吉原へ向かう。無理やり荘五郎の手下に入れられてしまった、汀女の弟・信一郎(上遠野太洸)を救い出すためだ。待ち構えていた荘五郎一派に立ち向かう幹次郎の剣の腕を陰から見ていたのが、吉原の治安を守る自警団・四郎兵衛会所の頭取である四郎兵衛(近藤正臣)だった。与五郎(豊原功補)へのかたき討ちを取りしきることになった会所。溝呂木忠也(佐野和真)は父・六兵衛(村野武範)を殺されたかたき討ちで与五郎を探し回りやっと見つけた。追われる身の与五郎を他人に思えない幹次郎(小出惠介)。忠也は腕の良い助っ人を雇っていると聞き、ひきょうに思う幹次郎は与五郎の助っ人に。かたき討ちの朝、会所が追うスリの集団が現れる。吉原へ行くか悩む幹次郎に与五郎は仕事へ行けと促す。Copyright Video Market Corporation司馬遼太郎が10年の歳月をかけ、明治という時代に立ち向かった青春群像をこん身の力で書き上げた物語「坂の上の雲」を、壮大なスケールで描いた、現代日本人に勇気と示唆を与えるドラマです。遊女・小春(馬渕英俚可)の心中事件に駆けつけた幹次郎(小出恵介)。小春はまだ息があり「文吉…」と言い息絶える。小春は「もうじきいいことがある」と周囲に話していた。それは弟の婚礼だった。さらに小春は「弟に渡すお金を預かってほしい」と薄墨太夫(野々すみ花)に渡していた。幹次郎は、弟思いの小春が心中した事に疑念を抱く。一方、会所で小春の弟・文吉(内野謙太)が「婚礼は姉を安心させる為のうそだ」と告白する。マイペースで気の弱~い勤番武士・酒田伴四郎が、妻が荷籠に忍ばせた“献立”で周囲の人々の悩みごとを解決する1話完結の“ほのぼの時代劇”!“不義には生きない”会津の頑固女!会津武士道の魂を守り抜き、生涯自分の可能性に挑み続け、すべての人の幸福を願った新島八重と、その仲間たちの愛と希望の物語。大河ドラマ52作品目。お人よしでからきし弱い笙之介と、彼が一目ぼれする和香、そして、人情豊かな町人たちが繰り広げる恋と謎解き。「家族の意味」を問う物語。奉公先の主人を陥れようとする敵は、父を死に追いやった男だった!藩内の不正を正そうとする主人に危機が迫る中、一風変わった仲間たちの助けを得て、一途なヒロインの戦いが始まる――。突如、参勤行列の差配を任された19歳の小野寺一路。行く手には、お家乗っ取りの謀略と道中のトラブルが。果たして、一行は無事に江戸に着けるのか?手に汗握るロードムービー時代劇!元平戸藩士・雙星彦馬は、内偵のために嫁いできたくノ一・織江を捜すため、江戸までやってきた。悲しき運命に隔てられた2人が、再び手を取り合う日は訪れるのか。夫婦の切ない愛の物語。佐伯泰英原作の人気シリーズ「吉原裏同心」スペシャル版。神守幹次郎(小出恵介)と妻・汀女(貫地谷しほり)は吉原で3度目の正月を迎えていた。1年でもっとも華やかなおいらん道中を一目見ようという人々でにぎわう中、事件は起こる。吉原きっての人気おいらん・香瀬川太夫が道中の直後、こつ然と姿を消したのだ。実は遊女が突然姿を消したのは、今回が初めてではなかった。幹次郎はこの前代未聞の失踪事件を解決できるのか?
佐伯泰英原作の人気シリーズ「吉原裏同心」スペシャル版。神守幹次郎(小出恵介)と妻・汀女(貫地谷しほり)は吉原で3度目の正月を迎えていた。1年でもっとも華やかなおいらん道中を一目見ようという人々でにぎわう中、事件は起こる。吉原きっての人気おいらん・香瀬川太夫が道中の直後、こつ然と姿を消したのだ。実は遊女が突然姿を消したのは、今回が初めてではなかった。幹次郎はこの前代未聞の失踪事件を解決できるのか?剣の腕を生かし吉原裏同心になってほしいとの四郎兵衛(近藤正臣)の申し出を幹次郎(小出恵介)は断る。一方、汀女(貫地谷しほり)は、遊女たちに読み書きを教えるようになるが遊女・梅園(奥菜恵)の作った俳諧に不穏なものを感じる。借金の形に妹が売られるのを防ぎたい梅園は、昔なじみの悪党・藤兵衛(山口馬木也)がたくらむ吉原での火事場泥棒の片棒を担ごうとしていた。幹次郎と汀女は梅園に思いとどまらせようとする。薄墨太夫(野々すみ花)の元にまだ少女の面影を残したおけい(宮武美桜)が遊女になりたいと現れる。父・谷平(柳沢慎吾)の借金のかたとして吉原に売られる前に自ら来たというおけい。しかし谷平が現れ、金の算段がついたという。ばくちには手を出すなと谷平に釘をさす幹次郎(小出恵介)。しかし、谷平は悪質な女衒(ぜげん)・庄助の企みによりまたばくちに手を出してしまい、おけいを本当に売らなければいけなくなってしまう。下級武士・神守幹次郎(小出恵介)は、夫・荘五郎(皆川猿時)から理不尽な扱いを受けていた幼なじみ・汀女(貫地谷しほり)を救い出し三年の放浪の後、江戸・吉原へ向かう。無理やり荘五郎の手下に入れられてしまった、汀女の弟・信一郎(上遠野太洸)を救い出すためだ。待ち構えていた荘五郎一派に立ち向かう幹次郎の剣の腕を陰から見ていたのが、吉原の治安を守る自警団・四郎兵衛会所の頭取である四郎兵衛(近藤正臣)だった。遊女・柳里(星野真里)は身請け話が決まり、吉原を出て幸せになろうとしていた。ところが、手習いに来た柳里は、汀女(貫地谷しほり)の前で泣き始める。三年前に一緒になる約束をした徹三郎(千葉哲也)が、身請け話を聞いて殺しに来ると言う。汀女が幹次郎(小出恵介)に相談をしていると、相庵(林隆三)の診療所に、仙右衛門(山内圭哉)がぎっくり腰で吉原から運ばれてくる。これを見た汀女は、柳里を助ける方法を思いつく。穀物問屋の武七(篠井英介)と息子・公太(浜田学)は、吉原会所の乗っ取りを計画していた。浪人を雇い四郎兵衛(近藤正臣)の命を狙うが、幹次郎(小出惠介)が立ちはだかる。公太は、幹次郎と汀女(貫地谷しほり)が一緒に居るのを目撃。すると汀女が一人になったのを狙い誘拐する。汀女を探す幹次郎の前に公太が現れ「女房を返して欲しけりゃ、四郎兵衛を殺せ」と脅す。一方、汀女が書いた手紙の切れ端が吉原の外で見つかる。薄墨太夫(野々すみ花)をひそかに付け狙う男が現れた。四郎兵衛(近藤正臣)が心当たりを聞いたところ、薄墨太夫はもともと武家の娘で、いいなずけがいたという過去が明らかに。家庭の不幸のため、自ら吉原へ来た薄墨太夫。四郎兵衛の指示で幹次郎(小出恵介)が警護をすることになった。やがてその男は昔のいいなずけの弟・鋭三郎(辻本佑樹)だとわかる。薄墨太夫の願い通り、幹次郎は鋭三郎を殺さずに捕らえようとするが…。与五郎(豊原功補)へのかたき討ちを取りしきることになった会所。溝呂木忠也(佐野和真)は父・六兵衛(村野武範)を殺されたかたき討ちで与五郎を探し回りやっと見つけた。追われる身の与五郎を他人に思えない幹次郎(小出惠介)。忠也は腕の良い助っ人を雇っていると聞き、ひきょうに思う幹次郎は与五郎の助っ人に。かたき討ちの朝、会所が追うスリの集団が現れる。吉原へ行くか悩む幹次郎に与五郎は仕事へ行けと促す。「華やかな江戸の遊郭・吉原を影で守る夫婦」が、吉原の遊女たちに舞い込む事件を、情愛を持って、颯爽(さっそう)と解決していく。人気作家・佐伯泰英原作、小出恵介時代劇初主演。幹次郎(小出惠介)は、越中山岡藩から剣術の指南を頼まれる。吉原へは恩義があり、江戸を離れるのを悩む幹次郎と汀女(貫地谷しほり)。そのころ、四郎兵衛(近藤正臣)の所に、会所頭取の座を狙う勘助(原田大二郎)が来ていた。越中行きを聞いた四郎兵衛は、剣の道を教える仕事は幹次郎にふさわしいと話を受けるよう勧める。旅立ちの日、吉原を名残惜しむ二人。そして勘助は、腕の立つ幹次郎の不在を狙って、吉原を襲いに来た。遊女・小春(馬渕英俚可)の心中事件に駆けつけた幹次郎(小出恵介)。小春はまだ息があり「文吉…」と言い息絶える。小春は「もうじきいいことがある」と周囲に話していた。それは弟の婚礼だった。さらに小春は「弟に渡すお金を預かってほしい」と薄墨太夫(野々すみ花)に渡していた。幹次郎は、弟思いの小春が心中した事に疑念を抱く。一方、会所で小春の弟・文吉(内野謙太)が「婚礼は姉を安心させる為のうそだ」と告白する。吉原裏同心として働く決意をした幹次郎(小出恵介)は、吉原を視察に来た南町奉行・村山(ダンカン)に卵をぶつけた犯人を捜す中、遊女・きく(富田靖子)に行きつく。きくは昔、村山が身請けして妾(めかけ)にしようとした時、頑として聞き入れなかった。きくには好きな男・喜助(天宮良)がいると知った村山は、無実の罪をかぶせ喜助を江戸所払いにしたのだ。幹次郎はきくと喜助が村山への恨みを晴らそうとしていることを知る。遊女・おかん(高橋由美子)となじみ客の大工・幸助(おかやまはじめ)が心中未遂事件をおこした。おかんの年季明けに一緒になる約束をしていた二人だが、年季が明けるなり、おかんの借金の証文を見世の主・徳蔵(近童弐吉)が出してきたのだ。字の読み書きの出来ないおかんの代わりに証文を書いたなじみ客・喜兵衛は、突然おかんの身うけを申し出て幸助を慌てさせる。幹次郎(小出恵介)は徳蔵と喜兵衛が組んでいるのではと疑う。文に毒をつけてなじみ客・清右衛門(市川しんぺー)を殺害した容疑で、売れっ子遊女・雛菊(徳永えり)が連行される。先輩の遊女・鞆世(黒谷友香)は雛菊を救って欲しいと幹次郎(小出恵介)に頼み込む。雛菊と会って無実を確信した幹次郎は、文を運んだ正五郎(三浦祐介)を捜すが、雛菊と恋仲である事を示す遺書を残し、死んでいた。雛菊への疑いが深まる中、幹次郎は清右衛門に恨みを持つ番頭・茂蔵(半海一晃)にたどり着く。